先日DIAMANT NOIR http://www.diamant-noir.jp/ にて、光井さくらさん http://www.singersakura.com/ のライブをオペレートさせていただきました。
その時にフットモニターとしてCV10Mを持ち込んだので、そのレポートを。
まずは、以前パラメトリックイコライザー(YDP2006)で作ったキャラクターからスタートしました。
参照http://jha-music.sblo.jp/article/53190807.html
今回アンプはPC2002Mです。
前回も気になっていた2.4kHzをもう少しカット。
この日は伴奏楽器が一切なく声だけの再生でしたので、もう少し柔らかい感じにしようと思い、ハイをシェルビングで少しカット。
ここからCDを再生して、最終的なイメージ作り。
リファレンスCDには、この日の出し物から想定して小林 桂の「Kei Standerds」をチョイス。
最終的なイコライジングは下記の通り。
1. 67.0Hz +5.5dB Q2.2
2. 244Hz −6.0dB Q10
3. 820Hz −6.0dB Q5.0
4. 2.40kHz −8.0dB Q5.0
5. 4.00kHz −6.0dB Q9.0
6. 6.50kHz −3.0dB Shelving
特筆すべきは解像度の高さ!
再生が難しいウッドベースの音がリアルに聞こえてきました。
DIAMANT NOIRには、同じくCVR社のCV6.5(同軸フルレンジ)とCV112(サブウーハー)を導入していただいてるのですが、もちろんローエンドの伸びはCV112の方がありますが、ウッドベースの解像度はCV10Mに軍配があがりました。
あと、同軸スピーカーなので位相が乱れにくく音像がきれいなのも特徴ですね。
その他のデータとしては、
□スイートスポットはCV10Mから1.5mの距離(身長160〜180cm)
□3mの距離があっても減衰なし
□逆に0.5m以上近づくとサービスエリアから外れる
個人的な意見としては、遠達性を犠牲にしてでも拡散性をあげた方がフットモニターとしては使いやすいと思いました。
同軸スピーカーの限界かもしれませんが・・・
posted by はっく